2018年11月9日から、1泊2日の日程で企業視察研究会を行いました。毎年訪問企業を地域活性化委員会で選定し実施される企業視察研修会ですが、今回は、今回は『地域振興を担うオンリーワン企業』をテーマに、「福島」「茨城」から選りすぐりの企業を視察しました。
業種業態は異なりますが、どの視察先も独自のブランドの確立、地域資源の積極的活用を図っており、地域内における存在感・信頼感を高めていました。
最初の視察先である日産いわき工場は、地震と原発事故で壊滅的な被害を受けながら、どの自動車メーカーよりも早く復旧させ地域の雇用を回復させたお話を聞き感銘を受けました。次の視察先は、本年7月に再開したサッカーのナショナルトレーニングセンター「Jヴィレッジ」でした。こちらは、スポーツ振興による新たな観光需要を拡大し地域の再生・復興をけん引していくシンボル的な役割を担っているとの説明を受けました。
翌日の最初の視察先「丸真食品株式会社」は価格競争に巻き込まれないようにデパートなど販売ルートを限定し高級志向に対応した商品づくりを行いつつ、業界では珍しく通信販売事業にも力を入れているとのことでした。
異業種からビジネスのヒントを学ぶ絶好の機会であり、今回の視察研修会にご参加いただいた方は、自社発展の礎にお役に立てて頂けましたら幸いです。

1.　日産いわき工場

２.　ナショナルトレーニングセンター「Jヴィレッジ」

３.　その他