未来づくりプロジェクト


未来づくりプロジェクトの発足

戸塚泉栄工業会では「モノづくりからヒトづくりへ、そしてマチづくりへ」というコンセプトを掲げ、地域および会員のみなさまのご協力のもと、これまで地域活性化のために、様々な活動を行ってまいりました。

 

このコンセプトをさらに一歩進めて、地域の「未来づくり」へと活動を進化させるために、将来を担う若手会員が中心となり2018年に同実行員会を発足させました。

 

未来的視点で以下を活動の柱とし、イキイキ・ワクワクした地域の実現を目指していきたいと思います。

 

 

未来づくりプロジェクト実行委員長  

清水 敏博


活動の柱

● 他地域への人口流出・地域企業の人手不足の解消のためには、「この街で働きたい!この街に住んでみたい!」と人が集まる魅力にあふれた地域づくりが不可欠です。そのためには地域資源を発掘し発信していくことが必要です。企業も地域資源の1つです。

 

本プロジェクトでは、当会会員企業の特色・魅力を余すことなく紹介し、イキイキ・ワクワクする地域の魅力再発見につながることを目指します。

● 当会ではマンパワーや製造業ならではの技術等を活用し、他団体と連携しながら、地域が抱えるニーズの充足や課題解決を図り、地域の元気につなげていく社会貢献事業に力を入れています。


また、当会会員企業の中にもCSRの観点から地域に目を向けて活動しているところも増えてきました。しかし、地域課題は複雑・多様化しており把握するのが困難な状況になっています。


そして戸塚・泉・栄区には、当会以外にも地域課題の解決や地域活性化に向けて活動されている組織・団体が多数存在しますが、それぞれの活動分野には限界があり、互いにどのような活動を行っているか共有できていないのが現状です。

 

本プロジェクトでは、地域の各種団体などとの交流といった縦横の関係強化を促進し、協働による地域課題の解決や活性化を目指します。

● 当会では会員企業に対し世代間のつながりを深化させるために各種活動を行っていますが、次世代経営者への経営理念や哲学などのスピリットや、従業員との関係構築、顧客開拓などノウハウやヒントを未来志向で伝承する場が求められています。


本プロジェクトでは、未来を担う若手経営者の育成・活躍できるような場づくりとして、特に先輩・後輩経営者同士で膝を突き合わせ双方向の対話の促進に力を入れていきます。

<平成30年度 活動内容>

「会員企業PR事業」~未来へのバトン~
会員企業への訪問取材を行い、製品やサービスなどの紹介にとどまらず、製品やサービスの誕生エピソード、地域やものづくりに対する想いなど物語性に着目し代表者の生の声を当会ホームページ上に掲載し情報発信していきます。

1.会員企業対象インタビュー取材

未来的視点で代表者から下記の例にあるようなお話を伺います。

  • 会社の方針や考え方、お客様に伝えたい想いや姿勢
  • 経営者として大切にしていること
  • 起業もしくは事業継承時のエピソードきっかけ、苦労したこと、良かったことなど)
  • 従業員を採用する際に大切にしていること
  • 人材育成や働きやすい環境づくりのための取り組み
  • 地域活動など社会貢献活動
  • 未来を担う若者に向けてのメッセージ

2.インタビュー記事の掲載

インタビューで聞き取った代表者の生の声を当会HPに掲載します


3.企業を通じた地域の魅力再発見

当会会員企業の特色・魅力を余すことなく紹介することで、イキイキワクワクする地域の魅力再発見につなげてもらいます。


「企業と地域の橋わたし事業」~未来への架け橋~
当会と地域の公益団体等が窓口となり企業・地域各々のニーズについて情報交換を行います。

企業と地域の協働・連携のための橋渡し役となり、住みよい街づくりのために貢献できるようにします。

<会員企業へのアンケート調査>

「地域貢献活動」に関して会員企業を対象に2度のアンケート調査を行い、取組状況および今後の活動に対する意向を把握しました。

 

◆主な調査結果

95%と多くが地域貢献活動に関心ある。 

実際に地域貢献活動を行っている企業は65%である。

 

地域貢献活動を行う上での悩みは

「活動を広げたいが、地域課題やニーズがわからない」

「地域の団体や住民との接点があるが、具体的な活動について話し合う機会がない」

 

地域貢献活動を行っていない企業のうち92%が

「今後は取り組んでみたい」と肯定的に考えている。 

 

戸塚区内の18の地区社会福祉協議会の担当者を通じて、地域のニーズや課題(地域から企業に協力を要請したいこと)を行った結果を踏まえて実施したアンケートの結果によると、地域からの要請に対して協力できそうなこととして、「協賛金など金銭的な協力以外のこと」も考えていることが明らかになった。

  • 「地域行事(イベント、講演会、コンサート、スポーツ大会)への“協賛金”」60%
  • 「市民向け講座への講師派遣」37%
  • 「地域行事開催に向けての企画・アイディアの提供」33%
  • 「地域行事開催時の当日スタッフなど人的協力(社員の派遣)」30%

 

「地域貢献活動への取り組みに関するアンケート」

2018年10月実施分

2019年6月実施分