「未来へのバトン」
マスコットキャラクター「いっずん」は泉区への愛着を持っていただくこと、泉区をPRすることを目的に区制20周年を記念して誕生しました。 |
口癖は語尾に「ずん」を付けることです。 |
http://www.city.yokohama.lg.jp/izumi/02suishin/02kikaku/izzun/ |
横浜市の南西部に位置する泉区。もともとは戸塚区に属していましたが、1986年に分区しました。弥生時代から水田が作られていた地域で、今も農地が多く、自然豊かな環境が特徴です。
今回は、就任2年目となる額田樹子区長に、泉区の特徴や地域活性化への思いを語っていただきました。
~農地面積が横浜市でトップ! 直売所や収穫体験農園も多数~
「2018年9月1日現在、泉区の人口は15万2,570人です。区内には、駅が9つ(※)と多く、利用者が分散してしまうことで、各駅の乗降者数は少なくなっています。駅の利用者数が多ければ駅前の商店が発展しやすいのですが、このままでは空き店舗が増えてしまうのでは・・・と危機感を覚えています。しかしながら、泉区にはたくさんの魅力があります。元気の出る泉区づくりを進めていきたいと考えながら、さまざまな取り組みに励んでいる日々です。
泉区は、18区のなかでは農地面積がもっとも大きく、農業が盛んな地域です。区では『泉味自慢(いずみじまん)
』という情報紙を発行し、直売所や農体験ができる収穫体験農園を紹介しています。生産者の顔がわかることは安心感にもつながります。地産地消をすることで、泉区の活性化にもつながると思います。農業が盛んという他区にはない特徴を生かして、泉区をもっと元気にしたいですね。」
※横浜市営地下鉄
(踊場・中田・立場・下飯田)、相鉄いずみ野線(緑園都市・弥生台・いずみ野・いずみ中央・ゆめが丘)
~待機児童ゼロと、共働き世帯が暮らしやすいのも特徴!
国際色豊かな面や今後の発展にも期待~
「保育園の待機児童が問題になっていますが、泉区では2013年以降、待機児童ゼロをキープしています。共働き世帯が増えている現状に合わせて保育所の数も増やすなど、子育て世帯が暮らしやすい環境整備に努めています。都心にもアクセスしやすいので、利便性も感じていただけると思います。
また、上飯田町にある県営いちょう団地の住民は3分の1が外国籍の方で、異文化交流会が開かれるなど国際色豊かな一面もあります。一度住むと泉区の良さがわかっていただけるようで、県営いちょう団地から引っ越しても泉区に戸建てを建てて住み続けている外国の方もいらっしゃいます。
今後は、相鉄いずみ野線「ゆめが丘」駅前が大きく変わります。24ヘクタールの区画整備事業が進められていて、住宅や公園、道路、駅前広場のほか、大型商業施設の誘致計画もあり、計画人口は5,200人です。また、相鉄・JR相互運転(2019年下期開通予定)、相鉄・東急相互運転(2022年下期開通予定)を控えているなど、“泉区”には明るい話題がたくさんあり、期待を寄せています。」
泉区は地域の郷土文化を次世代に伝える活動が盛んです。 泉伝統文化保存会として「横浜いずみ歌舞伎保存会」「泉郷土芸能保存会」「相模凧いずみ保存会」の3つの保存会が、それぞれ活動しています。 歌舞伎保存会は毎年10月に定期公演を開催しています。歌舞伎役者の先生に直接指導を受けながら、幼児から80歳代までの約50名のメンバーが練習の成果を披露します。 |
~2018年、泉区内として初めて“戸塚泉栄工業会 地域活性化情報交換会”を開催!
戸塚区・栄区の製造業の技術と泉区の農業が組み合わさって新しいことにつながればいいです~
「2018年8月23日、“第14回 戸塚泉栄工業会 地域活性化情報交換会”が泉区の“JA横浜みなみ総合センター”にて開催されました。これまで戸塚区内で行われており、泉区で開催するのは初めてでしたが、出席者は200名を超え、非常に実のある会になりました。
泉区は戸塚区や栄区に比べると製造業が少ないのですが、農業は盛んです。戸塚区や栄区の製造業が持つ高い技術と泉区の農業が組み合わさって、新しい農業機械の開発や農作業の効率化などにつながればと思っています。また、異業種が関わり合うことにより、ビジネスチャンスなども広がると思います。それが地域活性化にもつながるのではないかと考えます。
“人・モノ・マチづくりから未来づくりへ”をコンセプトとした、未来づくりプロジェクト実行委員会が発足したとお伺いしました。未来づくりへ向けて、さまざまな層の方が集えるように取り組んでいただけるものと期待しています。泉区は人と人とのつながりが強い地域ですので、そのような点も活用していただけたらと思います。」
~若い世代の自主的かつ積極的な発言に感心!これからも意欲を伸ばして欲しいです~
「小学生から大学生まで、若い方と接する機会があります。皆さんは自主的・積極的に自分の言葉で発言されているのが印象的で、いつも感心してしまいます。自分で考え、体を使い、何かを実践している姿勢が伝わってきます。これからもこうした点を伸ばしていただきたいと思っています。」
泉区のホーム―ぺージはこちら
http://www.city.yokohama.lg.jp/izumi/
戸塚区矢部町出身。20年勤めた不動産情報サービスの会社を退職後、泉区にて広告代理店を開業。デザインや企画はもちろんのこと、編集や取材・文章作成も得意としている。不動産関連の執筆や取材は自ら行い、知識やトレンドを蓄積。初心者にも分かりやすい文章作成を心がけている。
横浜市工業会連合会 戸塚泉栄工業会 未来づくりプロジェクト実行委員。
【実績】大手ディベロッパー、東京都・川崎市・平塚市など自治体発行物の制作・編集。大手信託銀行系不動産仲介会社HP、電鉄系買取専門会社HP、不動産管理会社の定期発行新聞など連載記事多数。企業や団体、個人などのチラシ・パンフレット・名刺・Tシャツの作成実績もある。
事務局長 宮下 充
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